#DevIO2021 で「内製化をネクストステージへ〜クラスメソッドのSaaSソリューション〜」という話をしました
はじめに
2021年10月5日に開催されたDevelopersIO 2021 Decade Day 1で、「内製化をネクストステージへ〜クラスメソッドのSaaSソリューション〜」という話をしました。
登壇スライド
動画
お話した内容
クラスメソッド株式会社は、2021年7月1日に以下のプレスリリースを出させて頂きました。本セッションではこちらのSaaS導入コンサルティング事業についてお話しました。
なぜクラスメソッドがSaaSソリューションを提供するのか
このSaaSコンサルティング事業は、経営理念に立ち返った時にクラスメソッドがするべきものだと考えて立ち上げました。まず、クラスメソッドの経営理念は「オープンな発想と高い技術力により、すべての人々の創造活動に貢献し続ける」というものです。この経営理念の一文において「オープンな発想」と「高い技術力」はわかりやすいかと思いますが、「創造活動に貢献」が人によって解釈が分かれます。
私の解釈ではこうです。まず「創造活動」とは人々が本当にやりたいこと、企業様の本来事業です。そしてそのための貢献とは、そのやりたいことや本来事業の阻害要因を排除することです。
阻害要因には色々な種類があると考えます。例えば人的リソース、ノウハウ、稼働時間の確保、また本来事業以外の付加業務が多すぎて本来事業が圧迫されるなどです。クラスメソッドはIT技術の会社ですので、クラスメソッドが提供できる阻害要因を排除するための手段は、IT技術に関する以下のようなものです。
つまり「お客様が本来やりたい事業に注力できるように、それを阻害する全ての要因を排除すること」が、創造活動に貢献することだと考えています。
そのためクラスメソッドが選んだビジネスパートナーがAWSであり、過去10年に渡る協業により多くのサービスやソリューションを提供することで、2,600社以上のお客様をご支援することが出来ました。
そして今回、更にお客様をご支援するために立ち上げたのがこのSaaSソリューション事業です。近年、AWSを始めとする多くのパブリッククラウドベンダーがISVベンダーへの支援を強化しており、その結果としてパブリッククラウドと組み合わせたり、パブリッククラウドの機能を補完するような、素晴らしいプロダクトが多数リリースされています。
クラスメソッドがやるべきことは、お客様の創造活動へ貢献するために、お客様の課題解決に「最適な」支援を行うことです。AWSだけではなく、ISVベンダーのプロダクトも、お客様の課題に合わせてご提供すること。これはより一層お客様の創造活動へ貢献することだと考えました。
SaaSソリューションとして何を提供するのか
単にSaaSプロダクトを提供するだけではクラスメソッドじゃなくても出来ます。クラスメソッドがSaaSプロダクトを提供する価値は、多くのプロダクトに関する包括的な知見を持ち、それらの適切な組み合わせ、あるいはよりシナジーが出る組み合わせについてのノウハウをご提供出来ることです。このため、私達は単にプロダクトを一つ一つご提供するのではなく、プロダクトを組み合わせたソリューションとしてお客様にご提供します。
以下は現在取り扱っているSaaSソリューションです。今後もお客様の課題に合わせて増やしていきます。
MDS (Modern Data Stack)
Jamstack (Webコンテンツ配信)
セキュリティ
システム障害対策(カオスエンジニアリング)
クラウドコールセンター
ゲーム開発の効率化/高速化
中国でのサービス提供
私が思い描く未来
繰り返しになりますが、クラスメソッドの経営理念は「オープンな発想と高い技術力により、すべての人々の創造活動に貢献し続ける」であり、これを具体的に言えば「お客様が本来やりたい事業に注力できるように、それを阻害する全ての要因を排除すること」になります。
阻害要因の多くは多くの会社でも同様に発生することであり、そのためのプロダクトは多数あります。私達はそのような、お客様の改題解決に繋がるプロダクトを多数お客様に提供することで、より効率的に阻害要因を排除し、結果として誰もがやりたいことややるべきことに注力できる世界にしたい。すべての人々の創造活動に貢献し続けたい。それが私たちが向かっている未来です。
さいごに
本サービスの詳細はコーポレートサイトのSaaS・パートナー製品導入コンサルティングというページに記載しております。まだ立ち上がったばかりの事業ということもあり、コーポレートサイト上の情報も充足してはおりませんが、今後より情報を拡充し、皆様にお伝えしていければと思います。
クラスメソッドのSaasソリューション事業、今後もガンガンやっていきますので、どうぞよろしくお願いします!